オバマ米大統領が感動した「キセキのヒロシマ」

2016年、オバマ大統領に「キセキのヒロシマ」を贈呈。
「感動した!」とホワイトハウスからお礼状を賜りました。

オバマ大統領お礼状
オバマ大統領お礼状・記者発表

 

お礼状の日本語訳を見る
2016 年 11 月 3 日
ホワイトハウスワシントンから、日本広島市の多田多延子様へ

親愛なる多延子さん
ケネディ大使に手紙をいただき感謝します。
私はあなたの物語に感動しました。

私は核兵器のない世界の実現への取り組みを再確認するために、広島を訪問しました。
私たちは、歴史を直視し、こうした悲劇を二度と再び繰り返さない様に、 私たちが何をすべきかを自問するという共通の責任があります。
被爆者によって設定された例を通して、私たちは戦争の力ではなく、 共通の人間性によって自分自身を定義することができます。

あの運命の日から、私たちは希望をもたらす選択もしてきました。
あなたの物語は、私たちがどこまで来たかの証です。

より多くの人々が過去を理解し、思いやりを抱く時間があれば、 より明るい、より平和な将来が待ち受けていると確信しています。

あなたの物語を私と共有してくれてありがとう。
あなたの人生に幸あれ。

敬具 バラク・オバマ


私たちは、「キセキのヒロシマ」を通じて、
当時の女性達がどのように復興に立ち向かったのかを伝えています。

原作者 多田多延子(ただたえこ)の祖母は原爆で亡くなりました。
母と曾祖母は、爆心地から1.5キロ時点で被爆しましたが、奇跡的に生かされ、ヒロシマ復興を体験致しました。
多田は幼い頃から両親や祖父母、親族から被爆体験を聞いて育ちました。

幸い、私たちや今の子ども達は平和な暮らししか知りません。
しかし、戦争の悲劇、核兵器の使用は決して繰り返してはいけないということを
次の世代に伝え続けなくてはなりません。

 

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広島には、年間30万人の子ども達が、平和学習のために修学旅行で訪れています。
「平和」についての国民的関心が高まっており、広島への修学旅行生は約1.5倍に増加しております。(2013年比)
多くの記録や資料は、悲惨さのみが伝えられ、特に若い人々は目をそむけたくなるでしょう。

ヒロシマを伝えるほとんどの書籍は、原爆投下による被爆の悲惨さを世界に伝えてきました。
多田は、「ヒロシマ復興」の史実に着目し、未来志向で平和教育を推進するため、
「恕(ゆる)す心」と「平和の大切さ」をテーマに曾祖母や母らの実話を基に
漫画「キセキのヒロシマ」を原作、自費出版致しました。

※恕(ゆる)すとは:特定の人や国を差しているのではなく、
 一切を抱擁して進歩向上しようとする心という意味で、 「恕す」という言葉を使っております。
 キセキのヒロシマは、憎んだり恨んだりせずに、
 前を向いて復興を遂げた女性達の「恕す」心を描いております。

戦争は憎んでも人や国を憎んではいけません

キセキのヒロシマは、
女性目線で見た、思いやりや愛に溢れた広島の復興の史実を描き、
道徳や総合的な学習の時間など、平和学習で活用しやすい内容となっております。

復興エピソードの1つをご紹介いたします。

 被爆当時、ほとんどの男性達は戦争に行っており、
 広島の街には、多田の曾祖母を含め、多くの女性達が残されていました。
 広島のソウルフードとして有名なお好み焼きは、
 焼け野原で瓦礫を利用して女性達が焼いた「一銭洋食」がルーツです。

広島のお好み焼き屋に「○○ちゃん」という名前が多いのは、

 戦争で父や夫を亡くした多くの女性が自分の力で出店していたため、
 女手一つで頑張った店主の名前が多くつけられているからです。

女性主人公の漫画

たくさんの子ども達にキセキのヒロシマをお読みいただき、
広島復興の姿を通じて、自分にできる「平和」活動を見つけて頂きたいと願っております。

広島に修学旅行に来られる先生へ