キセキのヒロシマの貸出について

2017年6月21日

広島には、年間30万人の子ども達が、平和学習のために修学旅行で訪れています。
しかし、平和学習後の子ども達の表情を見ると、悲惨な歴史に胸を痛め、笑顔が消えています。

子ども達に「平和」を学びに来て頂くのであれば、世界平和実現をイメージできるような学習内容にして、
子ども達ひとりひとりが、世界平和実現を身近に考え、楽しく学習できる環境が必要です。

悲惨な原爆の歴史だけを伝えるのではなく、
未来志向で、「復興」の歴史を継承することの重要性を感じていただき、
子ども達と一緒に、世界平和への道のりを進んでいけましたら光栄です。

ノーベル平和賞受賞 オバマ元アメリカ大統領が感動した「キセキのヒロシマ」を、無料で教室に置いてみませんか?

2016年、ピースピースプロジェクト代表の多田多延子(ただたえこ)は、
ノーベル平和賞を受賞されたオバマ元アメリカ大統領に、1冊の本を贈呈致しました。

すると、本を読まれたオバマ氏から、お礼状を賜りました。


「あなたの物語に感動しました。

私は核兵器の無い世界への取り組みを再確認するため、
広島を訪問しました。 (~中略~)

より多くの人々が過去を理解し、思いやりを抱く時間があれば、
より明るい、より平和な未来が待ち受けていると確信しています。

あなたの物語を共有してくれてありがとう。」

 

その本は、被爆した曾祖母、祖母、母、広島の女性達の実話を基に、
多田が原作した「キセキのヒロシマ」という漫画です。(オバマ氏は英語版を読まれました。)
「復興」の歴史に着目し、「恕(ゆる)す心」と平和の大切さを伝えるために、
戦後70年を機に、多田が自費出版しました。

被爆当時、ほとんどの男性達は戦争に行っており、
広島の街には、多田の曾祖母を含め、多くの女性達が残されていました。
広島のソウルフードとして有名なお好み焼きは、
焼け野原で瓦礫を利用して女性達が焼いた「一千洋食」がルーツです。
広島のお好み焼き屋に「○○ちゃん」という名前が多いのは、
戦争で父や夫を亡くした多くの女性が自分の力で出店していたため、
女手一つで頑張った店主の名前が多くつけられているからです。

お好み焼き

キセキのヒロシマは、
女性目線で見た、思いやりや愛に溢れた広島の復興の史実を描き、
道徳や総合的な学習の時間など、平和学習で活用しやすい内容となっております。

学校の先生方より、教材や学級文庫用の予算が限られているというお話を聞き、
より多くの子ども達に平和学習に関心を持って頂くため、
キセキのヒロシマの無料貸出を決意致しました。
既に、広島市教育委員会の「平和教育プログラム」の指定校に貸出しを開始しております。

子ども達が世界平和実現の一歩を踏み出すきっかけとなりましたら嬉しいです。

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多田は、幼い頃から、
周りの女性達から原爆投下後の辛さや大変さは聞いても、「恨んでいる」という言葉は聞いたことがありませんでした。
壊滅的な状況の中でも、恨むことより前を向いて希望を持ち続けることで困難を乗り越え復興した
広島の女性達を誇りに思っていました。

しかし、高校生時代、
平和記念公園内の記念碑を案内するボランティア活動をする中で、
平和学習に訪れた方々からは、「広島に来るとつらい原爆の歴史を思い出すから、
もう広島に来たくない」と言われ、何度も悲しい経験をしました。

世界各国で紹介される広島は、
被爆直後の焼け野原となった「ヒロシマ」と、被爆した方たちのやけどの悲惨な写真パネルばかりです。
今でも広島は、放射能を含む「ブラックレイン」に象徴される
「被爆地ヒロシマ」のままなのだということに大きなショックを受けました。

多田の知る「広島復興の姿」は、どこにも伝えられていませんでした。

広島は世界で初めて核兵器が使用された都市です。
核兵器の脅威を受けてもなお、前を向いて立ち上がり、復興を遂げました。
憲法でも「恒久平和を象徴する平和記念都市」として求められています。

今の子ども達にも、どうか広島復興の姿を通じて、
自分にできる「平和活動」を見つけて頂きたいと願っております。

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今現在も、世界中で1万6千発以上の核弾頭が作戦配備され、
核戦争の勃発や核兵器が使用される危険性が極度に高まっています。

私たちは強い危機感を持って、
核兵器廃絶と世界平和実現に努力しなければならない時期に来ています。

学校や塾の教師の皆様、
子ども達ひとりひとりが世界平和実現を身近に考え、楽しく学習できる環境を整えるため、
どうか、キセキのヒロシマを教室に置いていただけないでしょうか。

小学校で昭和時代を学習するのは、ちょうど6~7月です。
教室に置いていただくだけでも、子ども達の授業の理解度が深まります。
送料のみ、ご負担をお願いする事となりますが、本は何冊でも無料でお貸出し致します。

自費で出版費用を負担しており、数に限りがございますので、
約1,000冊を全国の学校で順番にお貸出ししていく事となります。
修学旅行の事前学習で使われる方は、お早目にお申し込みください。
今までの活用事例をセットでお送り致します。

 

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