出版への想い

2017年6月21日

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私は、広島市生まれの広島育ちです。「キセキのヒロシマ」を原作・自費出版致しました。

今から70年前、広島は世界で初めて原爆投下されました。
私は、曾祖母、祖父母、両親が被爆した被爆2世で、原爆と復興を身近に感じながら育ちました。

10歳の時に、交通事故にて脳内出血で生死の境をさまよいました。
医師より生存確率数%、運良く助かっても寝たきりか半身不随と宣告されましたが、
後遺症もなく奇跡の生還を致しました。
死生観が変わる体験から「生かされている」感謝と感激を形に表すために
「たくさんの人々の役に立つ人生を送りたい。」そう決意しました。

高校生の時から広島の平和記念公園内の記念碑の案内をするボランティア活動に参加していました。
しかし、どの資料も広島の被爆の悲惨さを伝えるものばかりでした。
平和学習に訪れた方々からは、「広島に来るとつらい原爆の歴史を思い出すから、
もう広島に来たくない」と言われ、何度も悲しい経験を致しました。
現在も世界各国で原爆展が開催されていますが、今なお白黒の写真で
被爆直後の焼け野原とやけどの悲惨な写真パネルばかりが展示されていることも、
私の中で悲しいギャップとなっていました。

広島は、悲しい思い出だけの都市ではありません。
がれきの中から見事に復興を遂げた、希望あふれる「復興都市」です。
原爆の悲惨さだけを伝えるのではなく、奇跡の復興を遂げた女性たちの姿を伝えることで、
「広島が平和を願い続ける希望あふれる都市と感じて欲しい!」
とそんな願いを持っていました。

そしてその願いから、戦後70年を機に、戦争でほとんどの男手を取られた中で
広島の復興を支えた曾祖母や女性たちの実話を描いた漫画「キセキのヒロシマ」を
原作・自費出版致しました。壊滅的な状況の中でも、
前を向いて希望を持ち続けることで困難を乗り越え復興した歴史的事実と、
憎しみではなく、慈しみ、敬いあえる事を祈り、平和の大切さをテーマに制作致しました。
もし興味を持たれたら、是非手に取ってご覧いただけましたら嬉しいです。

「キセキのヒロシマ」を読まれたすべての人々が、
「恕(ゆる)す心」と「慈しみ、敬いあえる心」で、
対立のない平和な世界が1日も早く実現することを心より願っております。

一般社団法人ピースピースプロジェクト 代表理事 多田多延子

 

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